
今までの人付き合いや流れで保険に入っている方、結構多いのではないでしょうか?
そもそも何のために保険に入っているのか、それだけのお金を支払う価値はあるのか、もしかして貯金や投資に回したほうがいいのではないか・・、などと疑問に感じるようになりました。
✔ 今のところの超個人的な結論。
突発的な病気やケガ、ガンは、毎月約8万以上の支払いは発生しない。高額療養費分で支払額の最大金額が保障されている。万が一の時、毎月8万と諸経費が支払える貯金があればOKなんじゃないか。(食費や差額ベッドなどは医療費に含まれないので別途支払い必要。高額療養費で保証される金額は年収によって上下する)
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そして、私はちょっとやそっとの病気やケガで死なない。病気しない。(どんな自信やねん!)
とは言えまだ小さい娘を持った今だからこそ、それもシングルだし、万が一のことを考えておくのも必要かと思いお金にまつわる将来設計について勉強し始めました。
考えるようになったきっかけは、アメリカ人の旦那さんを持つ友達が結婚前から入っていた保険を解約させられその分投資に回すようにさせられたという話を聞いたことでした。これはあまりに極端すぎるなと直感で思いましたが・・。
また、子どもができたことを機に保険内容を見直す人も多いようです。
貯金?投資?保険?
多岐にわたる選択肢がありますが、あなたは限りあるお金をどのように使いますか?
正直、私(世帯主でシングルマザー)が死んだときに遺された家族が十分に生きていけれるような貯金があれば保険に入らなくていいですし、死なないにしてもケガや病気など様々なリスクに対応できる財力が既にあれば考えなくてもいい問題なんですよね。でも、実際はそんな資産なんてないし!
この記事では、万が一の場合のリスクについて紹介しています。
あなたの将来設計に少しでも参考になりますように、早速みていきましょう。

生きていく上で考えられるリスク

これから生きていくうえで、どんなリスクに直面する恐れがあるでしょうか?
備えなければならないことが、大きく分けて6つ考えられると思います。
- 突発的な病気・ケガ
- 重い病気・ガン
- 働けなくなった場合
- 老後・介護
- 死亡
- 教育費(子供がいる場合)
健康に毎日生きていることが一番大切です。しかし、健康なうちに備えておければ、安心ですね。
病気・ケガ
急な病気やケガで、思いもよらぬ出費が増えることがあります。
日本には高額療養費(高額医療費支給制度)というものがあり、ある一定以上の医療にかかる金額を超えると後でその分が返還されます。その金額は、収入によって限度が定められています。

【例】年収360万(29歳)の人が病気になり、1か月に医療費が14万かかったとした場合。
◆控除される金額:140,000 -57,600=82,400円
◆実際の支払金額:57,600円 + 差額ベッド代 + 食事代
※月をまたいでの入院になるとそれぞれの月で57,600円までの上限となるので、出来れば月をまたがずに入院するのが望ましい
ということは、毎月の自己負担限度額と差額ベッド代、食事代などを賄う貯金があれば、保険に入らなくてもいいのでは?とも思ったりします。
ただし、一方でその間に収入がなくなる場合を考えると、一時金として保険が下りるのは非常にありがたいというメリットもあります。万が一入院するとなった場合、部屋のグレード(6人部屋だと気を遣う)等も配慮できますね。
これはひとつの目安ですが、最近はケガや病気で入院すると、平均2週間、約14万かかるそうです。
万が一ケガや病気をした場合、治療にかかった支払金額を賄うために保険でカバーするか、貯金でカバーするか、またどこまでのリスクが貯金でカバーできるのか、それとも保険で手厚く保証しておくのか、はたまた最低限の保険をかけて貯金に重点的に回すか、手厚く保証しながら貯金もしっかりできるような収入を得れるように努力するのか、、、今後の人生やキャリアの方向性まで考えてしまいますね。
重い病気・ガン
ガンはどれくらいの確率でかかるかご存知でしょうか?何人にひとりの確率だと思いますか?
・・・正解は、2人に1人はガンにかかると言われています。ものすごい高確率ですね。
ガンにかかるとその後の通院も多くなります。治療には5~10年かかるそうです。かかる確率が高いと同時に新しい治療方法もどんどん開発されています。 高額療養費(高額医療費支給制度) でまだ認められていない新方法で治したい場合はその分お金もかかります。ガン保険は、1年分の年収くらいかけておけば安心という方が多いようです。筆者的にはそこまでいかなくとも、200万くらいはみておいたほうがいいかなと思います。
入院・治療中は働けなくなることも考えられます。一時金を多少なりとも手厚くしておきたいのがこちらの項目です。
というのも、ガン発覚後、抗がん剤を打つべきか・打たなくても大丈夫かのジャッジをする検査代に20万かかったという人の話を聞いたことがあります。最小限の治療で済ませられるかどうか可能性を探る新たな検査方法に、予期しない費用がかかったとのことです。でも抗がん剤を打たずに治せるのであればそうしたいですし、それが際どいラインだったら調べておきたいものですよね。お金で解決するのであれば、カバーしておきたい項目です。
ガンが治るということは、5年経って再発・転移していないことを言うそうです。
5年以内に出てきたら、前回の分が再発・転移したことになるそうです。
しっかり治ったのか分かるまで、本当に時間がかかります。
働けなくなった場合
毎月の出費はどれくらいかかっていますか?
支払いが絶対に欠かせない家賃や水道光熱費、携帯等の通信費、保険料に加え、最低限の食費や車があればそのガソリン代等でどれくらいの金額が発生しているでしょうか?
働けなくなるリスクを考えるには、まず自分の毎月の出費が平均どれくらいあるかを知り、何か月分の働けない期間に対して備えるかを考えることが必要です。
私が一人暮らししていた際は、
- 家賃 50,000
- 水道光熱費 12,000
- 携帯 9,000
- 食費 30,000
- 保険(生命保険・自動車) 13,000
- ガソリン代 5,000
絶対に必要な金額として、約12万くらい発生していました。
ここに加えて美容院代や洋服代、交際費、昼食を買ったりするなどを合わせると、毎月の出費が18万くらいかかっていたと思います。
一人暮らしで私のような出費金額のケースですと、3か月分の生活費と考えた場合に40~60万くらいはいつでも使えるお金として持っておきたいものです。もしくは保険で備えるのもありかと思います。
老後・介護
年金がいくらもらえるのか、そしてどれくらいの生活水準を保ちたいのか、それを逆算することで、老後に蓄えておきたい金額が見えてくると思います。
老後2000万問題が取り上げられていますね。
目の前のことで生きるのに精一杯なときもありますが、将来設計をしっかりとしておきたいものです。
老後に関しては、個人年金保険や変額個人年金保険で備えが可能です。
また寝たきりや認知症等によって介護が必要な状態になった場合を考えた場合、介護保険で備えることも可能です。
保険期間が一定の定期タイプ、一生涯の終身タイプがあり、それぞれでかかる費用も異なってきます。
死亡した場合に給付金が支払われるものもあるようです。
死亡
死亡した場合、自分自身にかかる費用は葬儀代ですが、家族がいらっしゃる場合は遺族保障を考えておく必要があるかと思います。
独り身の時は考える機会も少なかったですが、子どもを持つようになり、私がいなくなったらこの子はどうなるのかと思うと、残せるお金を確保しておきたいものです。
保障期間を限定的にするのか、満期で保険金を受け取るのか、それとも一生涯の保障期間にするのかで、検討する保険も異なってきます。
- 保障期間を限定的にする・・・定期保険
- 満期で保険金を受け取る・・・養老保険、変額保険 有期型
- 一生涯の保障期間にする・・・終身保険、利率変動型積立終身保険、変額保険 終身型
どのレベルで備えておきたいか、かかる費用も異なってきますので、慎重に考えていきたいところです。
教育費(子供がいる場合)
子どもを全て国公立で進めた場合、私立に行く場合、寮に入れる場合で、かかる費用は異なってきます。
・保護者が支出した1年間・こども1人当たりの学習費総額
(子供の学習費調査の結果について 文部科学省)

・幼稚園から大学卒業までにかかる教育費
(子ども1人当たりにかける教育費用 子供の学習費調査の結果について)
国公立 (大学は自宅から通学) | 国公立 (大学は一人暮らし) | 私立文系 (大学は実家から通学) | 私立文系 (大学は一人暮らし) | |
幼稚園 | 約65万 | 約65万 | 約159万 | 約159万 |
小学校 | 約193万 | 約193万 | 約959万 | 約959万 |
中学校 | 約146万 | 約146万 | 約422万 | 約422万 |
高等学校 | 約137万 | 約137万 | 約290万 | 約290万 |
大学 | 約499万 | 約946万 | 約717万 | 約1,164万 |
教育費総額 | 約1,040万 | 約1,487万 | 約2,547万 | 約2,994万 |
子どもがどのような道に進むのか、秘める可能性を考えながら準備していきたいところです。
学資保険に加入したり、貯金をしたり、ジュニアNISAで投資をしたりすることで備えることができます。
学資保険のいいところは、万が一契約者(親)が途中で亡くなったり高度障害状態になって支払い不能となった場合、月々の支払いが免除となる「払込免除特約」が一般的についていて、全て払い込んだ場合と同じ契約内容の満額が保障されている点です。子どもが進学を諦めなくてもいいということです。
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これからの人生設計を考えるにあたり

今まで紹介した生きていくうえで考えられるリスクに、今の収入に見合う形でどのように対処していくか、プロにアドバイスをもらいながらだと心強いです。
お金のプロであるファイナンシャルプランナーが、難しいお金の悩みをあなたの立場になって一緒に考えていきます。

私はシングルマザーですが、これからの人生設計を考えたときに、どのような人生を送りたいか、自分の現状でどのような選択をするのが最適か、様々な方からアドバイスをいただきました。
今まで知らなくて損していたことが多々あったことにも気づかされました。
こちらは全てのサービスが無料ですので、自身の知識を深めてお金を勉強するには最適の場だと思います。
いいご縁がつながりますように。
出産を機に仕事を辞めようと考えられている方・お給料が出なくなる方へ


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