この記事は、妊娠を機に仕事を辞めようと考えている女性やそのパートナーへ送りたいものです。
また仕事を続けられる方でも、産休中にお給料が出ない方には是非読んで頂きたい内容です。
私は妊娠を機に仕事を辞めました。当時はこの制度を知らず、知らなかったがために危うく損しそうになりました。辞める日を決める前日にこの制度のことを知り、ギリギリでしたが結果的にある程度まとまったお金を頂くことができました。
同時に、知らないことによって貰えるものも貰えない人が多くいるのではないかと疑問に思いました。(損していることすら気付いていない方もいらっしゃるかもしれません)
この記事は筆者の体験も元にしています。
少しでもこの制度が広まり、妊婦さんやワーママ仲間が金銭面で損することのないよう、お役に立てると幸いです。
ご存じですか?この制度

待ちに待った妊娠!思いがけない妊娠、色々あると思います。
生むという選択をするのであれば必ずと言っていいほど考えるであろう、お金のこと。
出産育児一時金(42万)とは別に「出産手当金」という制度があるのをご存じでしょうか?
これは健康保険から出るもので、条件を満たせば給料3か月分の2/3くらいがもらえます。
(私は約60万ほどもらいました!)
給料は、総支給金額から保険が差し引かれた金額をベースに計算されますので、手取り3か月分よりちょっと少ない金額が実際には入ってくるイメージでしょうか。(ざっくり過ぎますが)
また予定日より早く生まれると、その日数分が減ってしまいます。
もちろん安全なお産が第一ですが、お身体も十分に大事にされてくださいね。
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【出産手当がもらえる条件】
・健康保険の被保険者(本人)であること
・妊娠4か月以降の出産であること
・出産のために休業していること
→出産を機に退職する場合も、条件が合えばもらえます
【条件】
・退職日からさかのぼり、継続して1年以上健康保険に加入している
・退職日が出産手当金の支給期間内に入っている
(妊娠後期の中盤くらいに退職するイメージでしょうか。有休が残っていれば後期の中盤まで出社せずとも、その分早めに最終出社日を設定されたらいいと思います!)
・退職日に勤務していない
※この手当金は休業に対する保険なので、有休消化で給料が出ている場合はその日数分は差し引かれます
ということは、辞める日にちがとても重要!!!
あと退職後に書類を会社にも書いてもらわないといけない箇所があるので、管理部門とのコミュニケーションも大事!(この辺は後になると分かります)
多くの方が有休消化を使って給料を満額いただいた方が、手元には多く残ると思います。
会社を辞める場合も、一番得をする日程に退職日を設定できるように設定してみてくださいね。
【出産手当金が受給できる期間について】

【私の例】
- 出産予定日:11月1日
- 最終出社:8月中旬(以降は有休消化)
- 退職日:9月30日
- 産前休業:9月20日~ ※但し、ここから有休消化で給料が出た日数分は差し引いて請求
実際には産前休業に入ってからも有休消化分の給料が数日出ておりましたので、産前休業分としては42日よりも少ない日数分で請求しました。(給料満額>出産手当金 の方が多いのではないでしょうか?)
そして出産予定日より数日遅く産まれたので、その日数分が産後休業の56日に上乗せされました。
↑ こちらから申請用紙をダウンロードしたり、より細かい情報を知ることができます。
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妊娠を機に仕事を辞める決断をしましたので、心配なのは今後の収入と生活のやり繰り。
あれこれ考えていたところにこういう制度があることを知りました。管理部門も私が初めての申請だったそうで、こういう制度があることをそれまで知らなかったそう。なので教えてくれるはずもなく・・この制度を知らなければ、頂くことのないお金でした。
そして妊娠が分かった当初、仕事は早めに辞めようと考えていたのですが、少し頑張って働き出産手当金をもらえる期間内に辞めるよう調整しました。
こういう制度があると管理部門に相談してからは、幸いなことに管理部門も私が損することがないように色々と日程を考えてくれ、結果として約60万の出産手当金をいただくことができました。
大感謝!!
あるとないでは気持ち的にも全然違いますし、少し余裕が持てました。
出産後は突発的な出費や予定していなかった出費もあるので、備えられるところは入念にしておきたいものですね。
ぜひ活用されてみてください!
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