去年、約3,800gの赤ちゃんを出産しました。
フリースタイル分娩という方法で、ほぼ無傷で出産を終えることができました。
初産で右も左も分からないような状況でしたが、無事に終えられたので今更ですが振り返ってみたいと思います。
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予定日を迎えた訳ですが初産で生まれる気配がなく、予定日の3日後に改めて予約していた検診へ。
あのときは出産が未知の世界すぎて、医者に本当に生まれるんですかね?とか質問してたなぁ。笑
NSTの部屋でいつもの通り診断を受けていたら、30分延長とのこと。
そのあと医者が説明してくれたのだが、赤ちゃんがすこーしキツそうな時間があったため検査を延長したらしく、その後の様子は大丈夫そうではあったけど、大きいし、本当は誘発分娩をするにはまだ早い(予定日から1週間以上経過した場合)けど、また赤ちゃんがいつか苦しくなるといけないからもう産んじゃいましょうとのこと。
明日から入院できますか?と聞かれ、まさかの展開〜とビックリ
入院初日
緊張したなぁ。
お昼に病院行き入院開始、バルーンを入れて一晩過ごす日です。
バルーンはあんまり痛くなかった。とにかく脱力することに意識を集中させたのが功を奏したのかも?
少しチクッとしただけでした。
施術が終わった後に「これから膨らむんですか?」と聞いたら、医者と助産師さんに笑われました。
この発言は初めてだったらしい。
すでに膨らんだあとらしく、結構みんな痛かったって言うらしい。
多分みんな力んでいるのだろうな。
多分。恐らく。
力まないことが、バルーンを入れるときに痛くないコツかもしれません。
この日の夜は野球観て、リラックスしながら過ごしました。
まぁ緊張はしているんだけどね。
入院2日目
朝7時くらいから促進剤をかれこれ3錠くらい飲んで、9時半くらいに2〜4分間隔?の張りが。
あんまり痛くないから、え、余裕じゃん?って思ったこの時の私に言いたい。
そんなもんじゃない。
このあと張りが引いてしまい、13時過ぎから点滴 で促進剤を注入
「点滴いてーーーーーーー!」
点滴が1番痛いじゃん?💢
と思ったこの時の私に言いたい。
そんなもんじゃない。
入院した日の夜に読んだ記事で、
◆
陣痛の痛みは子宮の収縮する力 で、
妊婦さんも痛いけど、その力に押されている赤ちゃんも苦しい。
お母さんが落ち着いて呼吸して酸素を沢山届けてあげないと子宮を収縮させる力が弱くなって更に時間がかかる
◆
とあったので、ひたすら頭の中で赤ちゃんも頑張っている !と思っていました。
出産するとき は、
- とにかく力を抜いてリラックス
- 呼吸をゆっくりする
- キツくなってきたら座って肛門圧迫しながら恥骨を押さえておへそを見ながらゆっくり呼吸する!!
これをひたすらイメトレしていたなぁ

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13時に点滴入れ始めて4時間半後、破水
この時はまだ余裕で、友達に「破水なう」とLINEしたりしてた笑
破水後は、子宮口3cmくらい
それから徐々に痛みが強くなり始めて、
破水2時間半後の20時くらいには耐えられない強烈な痛みが。
初産 だったので、様子見にきた助産師さんに
「産まれるのは明日になるかもね〜」
なんて言われたときには、絶望した。怒りすら覚えた。
鬼ですか?って、こんなんまじで拷問やんって。
お腹の赤ちゃん に、
「そこも気持ちがいいのは分かるけど、外の世界も楽しいよ、早く出ておいで」とガチで声かけてたな
そして耐えていた便意がっっ!!!
もう我慢ならず、でも、トイレに行くも出ず。
服脱ぐのもトイレに座るのもきついし、でも頑張ってせっかくトイレ座ったのに出ないし、
とりあえず陣痛きたら痛いし!!!
でもなんか出そうだし!!!
もう一体なんなのこれと思いながら、陣痛引いてるときに何とかトイレから出たら、大量の血がっ!!!
ヒャ〜〜〜血ぃ出た〜〜
と普通なら思うけど、痛くてそれどころじゃない。
助産師さん呼んで見てもらったら、
子宮口全開
「分娩室行ってみる?」と聞かれて、
この時助産師さんはまだ生まれないやろ的な雰囲気出してたけど、こっちはなんかもう出そうやし、
「行く!!!!!!」の一択でした。
分娩室入ったのは20:30頃かな?
廊下歩いているときに激痛で、
「あ”〜〜出る!!!」
って言いながら歩いてた。
分娩室どこだっけ?って悠長に聞いてくる母に
「だからこの道を真っ直ぐだってば!!!」
と、初めての場所で知らなくて当たり前なのにキレたり。ごめんね。余裕は全くないの。
病室の前を歩いてたから大声は出さないようにと気をつけたけど、痛みには敵わない。
入院中の新米ママさんたち、ちょっとうるさくしてしまってごめんなさい。
状況を察してくれていると願って。
(他にも仲間いるだろうと思ったけど、私の入院中は廊下で叫んでいる人はいなかった)


いよいよ分娩室!
私が選んだのはフリースタイル分娩というもので、好きな体制で出産できる方法。
でも、好きな体制とか言ってる余裕ない。
助産師さんの言われるがままに横向きに寝て、ひたすらいきみ逃し。
目をつぶらないようにと習ったけど、
まじでこれそんな余裕ない。
とにかく力を入れない、ってことだけは意識した。
眉間に皺寄せない、手をギュッとしない、口は半開き、とか。
もう、痛みで自然と声が出始めた。
抑えようと思ったけど、まじ無理。
そしたら助産師さんが、
「よし、いきんでいいよ」
と言ったので、陣痛に合わせてふんぬ〜と力を出す!!!
でも、すぐ産まれるわけではない。
何回か繰り返すうちに、目を開けてみようと思って、目を開けて力いっぱいいきんでみたら、目を開けて数回いきんだ後に少しずつ頭が出始めたみたい。
頭も一気に出るわけではないのね。
でも、ここからは早かった。
「おぎゃー」
そして助産師さんに
「しっかり抱えてて」と、子どもと初対面。
ズシっと私の胸の上にやってきた子ども、まじかわ。
鶴瓶 とかガッツ とか言うけど、全然そんなんじゃない。(すみません)
子ども抱いて対面した瞬間、超冷静に、
「重っ、え、かわい」っていうのが第一印象だった。
子どもの重さを肌で感じて、同時に親としての責任の重さも感じた。
子どもは私の上で、生まれた後早くもおしっこ。
洗礼を浴びました。笑
分娩室入って約1時間後、分娩時間は8時間強、激痛に耐えたのは3時間くらいかな?
初産の割にはスムーズな方だったみたい。
よかった。素直に出てきてくれた子どもに感謝♡
出産は、正直とてつもなくでっかいう〇こ出る感じでした。
会陰は無事でした!!!会陰切開もなかったです!
別の記事で出産前の会陰ケアについて記載していますので、よかったら是非参考にされてみてください。

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